長年にわたり、慶應義塾大学で労働経済学と計量経済学を研究し、双方の学問を牽引してこられた樋口美雄教授が、来る2018年3月末日をもって慶應義塾大学を退職されることになりました。そこで、退任記念講演を企画いたしましたので、ご案内申し上げます。

退任記念講演

 日時:2018年 2月24日土曜日 15:00~16:30

 慶應義塾大学三田キャンパス西ホール

 樋口美雄先生は、1980年に慶應義塾大学で博士号を取得され、1982年に慶應義塾大学商学部助教授に着任されました。その後、コロンビア大学、慶應義塾大学計算センターを経て、1991年に教授に昇任されました。さらに、一橋大学経済研究所、スタンフォード大学経済政策研究所、オハイオ州立大学を経て、2009年に慶應義塾大学商学部長に着任されました。また、財務省財務総合政策研究所特別研究官や、日本政策金融公庫総合研究所顧問、日本経済学会会長、厚生労働省労働政策審議会会長として活躍されました。そして昨年の2016年には、紫綬褒章と福澤賞を受賞され、我が国における労働経済学と計量経済学の発展に尽力されました。

 退任記念講演は、先生の最後の講演会として、慶應義塾大学で開催されます。皆様には是非、樋口美雄先生の貴重な講演会に参加してくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。